禁煙の講習会に参加

 日曜日に、禁煙支援に関する講習会に参加してきました。


 禁煙のお話で、良く出てくる写真をアップしておりますが、これはいわゆる「スモーカーズフェイス」というものです。双子のお写真ですが、左側が喫煙者、右側が非喫煙者の方とのこと。年齢は40歳代とのことで、喫煙によってこんなにも差が出てくるということを示したいお写真のようです。

 喫煙をすると左のお写真のようにスモーカーフェイスになってくるメカニズムとしてよく言われているのは、たばこによって活性酸素が生じ、肌などにダメージを与えてしまう説。 あるいは、たばこに含まれるニコチンには血管を収縮してしまう作用がありますので、血管が収縮すると肌に栄養が行き届かなくなってしまいます。そのため肌を修復する能力が弱く、肌にダメージが残ってしまう説…とも言われています。


 受動喫煙についてはもう言わずもがなってところですが、近年では「サードハンドスモーク」にも注意する必要があります。これは、部屋の壁や喫煙者の服、髪の毛などに付いた、目に見えないガス状の有害成分のことです。

 たとえば、「外でたばこを吸ってても、部屋に戻ってくるとたばこのにおいがする」。これだけでも、サードハンドスモークの被害を受けていると言われています。

 受動喫煙・サードスモークハンドスモークによる周囲への影響は、がんのリスク、子供の成長に対するリスク(低身長など)など様々です。


長文になってしまいましたが、今一度「禁煙」について考えてみてはいかがでしょうか?


 最後に、受動喫煙防止対策を強化する改正健康増進法が2019年7月1日から一部施行され、医療機関が敷地内禁煙となっております。 改正法では受動喫煙によって健康を損なう恐れが高い者が利用する施設を「特定施設」と規定して原則敷地内禁煙とし、1日から施行することとしていた。特定施設に含まれるのは、①学校等の教育施設、②病院・診療所・助産所、③薬局、④老健施設・介護医療院、⑤施術所(はり・きゅう、柔道整復等)、⑥児童福祉施設―などの施設です。

 ローリエ薬局も敷地内禁煙ですので、ご協力お願い申し上げます。



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